vol.13

直接自分の目で見て感じる重要性

今年度7例目の院長、事務長、総看護師長推進の発信賞に輝いた職員の記事です。
今回は5病棟看護師長の投稿です

5月に福島県郡山市で開催された医療福祉生協連の看護師長研修に参加してきました。

参加のお話を頂いた時には、どうして福島まで行かないといけないの?
コロナ禍が終息しつつあるものの、オンラインでの会議という選択肢もあるのに、なんでなん?と思いながらの参加でした。
郡山市に行くまでは。

グループで3日間を過ごすうちに、同じ思いを持って働いている人たちがそこにいたこと、コロナ禍で誰にも言えなかった思いを、そこにいる人たちと共有できたことで元気をもらえました。

また、震災の爪痕が残っている場所を訪ね、震災の日の出来事や現在の様子を見て聞いて来ました。おかげで、オンラインでは知ることができなかったであろう貴重な体験をし、肌で感じることができました。
医療生協に入職して7年目、民医連看護が少しづつ体の中にしみわたっていく感覚です。

研修会の最後に、講師の先生がマザーテレサの言葉を引用されていました。(知っている方も多いと思いますが、あえて言わせていただきます。)

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

この言葉を聞いた時、今の自分を作っているものは、昨日の自分だったんだと気が付きました。

思考を少しだけ変えてみることで見方も考え方も変わる。
変わることで未来の自分も変えることができるんだと思いました。

毎日の積み重ねが自分の未来予想図になる、そんな明日を信じて今日という日を頑張りたいと思います。

(写真は福島県楢葉町の宝鏡寺境内にある、原発事故の教訓を伝える施設「伝言館」での写真です)