私たちの事業所は、全日本民主医療機関連合会(民医連)という組織に所属しています。
民医連に所属している事業所は、全国の47都道府県に1700カ所を超え、約6万2千人の職員と、医療生活協同組合員や友の会会員約318万人の方々 が、ともに保健・医療・福祉の総合的な活動、安心して住み続けられるまちづくり運動を進めています(全日本民医連ホームページより)。
全国の職員に向け毎月配布されている「民医連新聞」には、「相談室日誌」という全国のソーシャルワーカー(SW)が交代で記事を投稿し、いのちの平等を守る立場から困難事例と関わったを想いを紹介しています。
今年度10例目の院長・事務長・総看護師長推薦の発信賞に輝いた記事は、民医連新聞の「読者のひろば」に投稿した入院支援看護師のものです
「『相談室日誌』を読んでいます。入院して初めて本人と家族が社会的孤立、経済的困窮に陥っていたと発覚する事例が後を絶ちません。生活状況に口を閉ざす家族も多く、本人と家族を丸ごと支援していく、SWさんにはいつも頭が下がる思いです」
入院時にデーターベースの聞き取りをして、SWや病棟に引き継いでいる入院支援看護師の苦悩が感じられる記事でした。