vol.41

「訪問リハビリのやりがい」 理学療法士

3年目の理学療法士です。
今年度は午前病棟担当、午後は訪問リハをしています。

訪問リハは学生の頃から興味があった分野で毎日大変ながらも楽しく仕事をさせていただいています。
訪問リハに興味を持ったきっかけは学生時代の実習先で見学させていただいていた患者様の退院前自宅訪問に同行したことがきっかけです。
入院中は車椅子で移動しており、ほとんど動いていなかった患者様が自宅に帰った途端に家中を歩き回るといった豹変を見せました。
病院と自宅では本人の意欲や動きも全く違っており、その違いに興味を引かれて訪問リハをしてみたいと思うようになりました。

今回訪問リハで働く機会をいただき、実際に経験してみると自宅内で動けている利用者様もいますが、難病や終末期で自分で動けていない利用者の方も多くいて、学生の頃に感じた気持ちと少し違ったところはありました。

しかし自分の根本にある少しでも身体状態を良くしてあげたい、その人らしく過ごせるようにしてあげたいという気持ちには変わりなく、寧ろ新しいことを学んだり、経験していけることにやりがいを感じています。

まだまだ技術や知識も足りていない自分ですが、初心を忘れずに研鑽を積んでいこうと思います。