6/5(木)~6/6(金)東京で肝臓学会総会があり行ってきました。
おそらく東京に行くのはコロナ前以来であり、香川生まれで大学も宮崎の地方育ちの私は久しぶりの人の多さと歩く早さになじめずでした。
学会の内容としては肝臓はB型/C型のウイルス性肝炎の治療が確立した事もあり、患者さんの割合は減ってきていてアルコール性肝炎や脂肪肝が増え、それらに関する発表が多かったです。
また高齢化社会となり高齢の肝臓癌患者さんに対してどこまで治療するかも話題となっていました。
何れにしても肝臓専門医だけでは対応できない面が多く、今後は他の科の先生やスタッフとの協力が必要だなと感じました。
また2日目の昼に主幹である武蔵野赤十字病院の黒崎先生の会長講演があり、とてもいいお話でした。
ご自分の今までの医師としての経過をお話してくれたのですが、地道に真面目に一つの道を進んで、何よりも仕事を楽しんでおられるところがすばらしいと思いました。
上司の先生からの「求められる事を年齢に応じて」との言葉を心にとめているとの事でしたが、私の心にも刺さりました。
私も医師人生としては折り返しを過ぎたあたり?であり、今後医者として何をしていくのか/何がしたいのかをあらためて考えるきっかけになりました。