医師体験や看護師体験に来られる高校生達をみるたびに、自分が高校生の時に参加した看護師体験のことを思い出します。
私が参加した当時は、まだナースキャップをかぶっていたため、ナース服に着替えナースキャップをつけて、何となく気恥ずかしさを感じながら病棟へいきました。
見るものやることすべてが初めての世界で、職員の過ごし方を丁寧に教えていただきました。
実際に入院患者さんの足浴もさせてもらいました。
他人の足を触るのなんて初めてだったので、おっかなびっくりしながらなんとか足浴終了。
そして次は足の爪を切ってくださいと言われ、深爪だけは絶対に避けたいと緊張しながら切った記憶があります(かなり以前の話です)
ご協力いただいた患者様本当にありがとうございます。
爪切りの間、気が気じゃなかったと思います。
そのような貴重な体験をさせていただいたおかげで、医療職についてみたいと考え今に至ります。
そうやって民医連の輪が広がっていくのだと、改めて感じています。
ちなみに私が参加したのは、他県の民医連の病院です。
懐かしくなってネットで現在の姿を見てみたら、とっても近代的で利用しやすそうな施設に様変わりしていました。
ホームページも『いわさきちひろ』の絵を使っていて、この病院へ行ってみたいと興味を引くものになっています。
当院も建て替えを機に、”もっとこの病院を利用したい”と思っていただけるよう、全職員で知恵を出し合って考えていけたらと思います。