院長・事務長・総看護師長推薦の発信賞に輝いた記事です
「8月4~6日に広島県で開催された原水爆禁止2025年世界大会に参加してきました。
8月4日の「被爆体験の継承と未来―被爆80年広島のつどい」では90代の被爆者、放射性物質を含んだ「黒い雨」被爆者、胎内被曝者、韓国の被爆者といった様々な被爆の実相についての証言が行われました。
2日目は、分科会に参加し、日本・アメリカ・韓国の方々の討論を聞きました。
3日目は「ヒロシマデー集会」が開催され、国連、政府代表、国会議員などから核廃絶への決意や大会への連帯の思いが語られました。
3日間の大会に参加させていただいて、数年後にがんになる方や後遺症に苦しむ方、川に多くの遺体が浮かんでいたのを見た経験からいまだに「川沿いを歩くのが怖い」と思われている方がいらっしゃることを知り、原爆の被害はまだまだ終わっていないと強く感じました。
1日前ではありますが8月5日の8時15分に原爆ドームを訪れたのですが、たくさんの人が行き交う日常が流れていました。
80年前も戦時中の日常が流れていたところに突然原子爆弾が落とされ、一瞬にしてたくさんの人が亡くなったと考えるととても怖くなりました。
私たちがいま生きている平和な世界に感謝しつつ、二度とこのようなことを繰り返さないために核兵器の廃絶を早急に進めていかなければならないと思いました。」

