今年13例目の院長、事務長、総師長推薦の記事です。
今回はお休みしていた看護師のメッセージです
入職してから約8ヵ月、復職から約2週間が経ち、久しぶりの日勤に少しずつ身体も慣れてきました。
休職中は看護師を続けるか、異業種に転職するか悩んだりもしました。
それと同時に、自分が看護師を目指した日の事を振り返るタイミングにもなりました。
私が、看護師を目指したきっかけは、15歳の時、肝臓癌で亡くなった祖父が、余命の一週間前に最期の会話で小さな声でつぶやいた「孫の中で看護師になる人がいたら良いのにな」という一言でした。
私を含めて孫は4人。
私は一番下の子で上の子達とは年も離れており、皆看護師は選ばず、それぞれ別の仕事をしていました。
そのため、「あぁ、もうこの人の夢を叶えてあげるのは自分しか残っていないんだなぁ」と思い、看護師の道を選びました。
だけど、自分の夢を話すのが少し恥ずかしくて、最期の会話の時に祖父には直接「看護師になる」とは言えませんでした。
そして、最期の会話から8年、やっと祖父の夢を叶えてあげられました。
今は、夢を叶えてあげられた反面、看護師という仕事の責任の重さやプレッシャー、知識量の多さ、休職してしまった罪悪感、未だに日勤の自立が出来ていない焦りなどで、不安でいっぱいになったり、向いてないなぁと感じてしまいます。
ですが、いつかこの気持ちに整理がついて、「看護師の道を選んで良かった」と言えるように、そして「しんどいなぁ」と感じても隣を見れば、とっても涙もろくて優しくて頑張り屋さんな同期がいることを忘れずに、もう一度頑張って行こうと思います。
これからも、病棟をはじめ皆様にはご迷惑をお掛けすると思いますが、ご指導の程よろしくお願いします。