院長、事務長、総看護師長推薦の「発信賞」に輝いた内科外来看護師の記事です
「内科外来で、糖尿病チームとして持続グルコース測定器の導入時の説明を担当させてもらっています。
持続グルコース測定器とは、500円玉程の小型の丸いセンサーを上腕に装着することで、グルコース値を連続的に測定することのできる医療機器です。
おおよその血糖値を点ではなく線として見えるようになるため無自覚性低血糖や高血糖の存在に早期に気づき、予測して対策をたてることが可能となるため、主体的な行動が取りやすくなるといわれています。
導入説明するにあたり実際に使用してみないと!との事で試しに2週間装着させてもらいました。
センサーの装着サポート具が少し大きいので痛いのではないかと恐る恐る装着しましたが、痛みもなくしっかり装着することができました。
アプリをダウンロードし、スマホでいつでもかざすだけで血糖測定できるので値を確認するのが楽しく、装着中は何を食べたらどのくらい上昇するのか気にしながら過ごしていました。
大体はそんなに高血糖になる事もなく経過していたのですが、食直後血糖210を見せた時がありました。
それは朝食にお餅を食べた後の昼食後でした。
朝食後はそれほど上昇せず、昼食はいつもと同じようなものを食べたのに高血糖となり、何が違うのかと思えばお餅を食べたことくらいでした。
お餅は太りやすいと聞いたことがありましたが本当にそうなんだと実感しました。
このような感じで血糖の変化がタイムリーに分かり、食事のと関係も分かりやすく血糖のコントロールがしやすくなるだろうなと有用性を実感できました。
これから外来で導入を迷われている方にしっかり良さを伝え、持続グルコース測定器を利用することで少しでも患者さんが血糖のコントロールが良好になるようサポートしていけたらと思います。」